第34回 顔パスという差別化

B2Bの

新製品発表会、総合展示会、市場セミナーなどから

B2C

特別ご招待会、ファミリーセール、上得意様商談会など、


いつもはこちらから出向くのにわざわざ足を運んでいただいたり、

無作為に告知するチラシやCMではなく招待状が必要なセール。


みなさんもこんな販促を時々実施していませんか。

なんと言っても囲い込みができる、利益率は低いがそれなりに契約できる。

差益は低いけれど大量購入が見込める、この時ばかりは高額品が調子よい。

など、頑張って頑張って企画を考えて、絞って絞って知恵を出して、

さらには、いつも以上に経費もたくさん使って実施する販促策。

ぜひ予算、計画以上の実績を残したいものです。


そのためには、招待状は送りっぱなしにしないで電話連絡を、

案内は郵送せずにできるだけ持参する、などあると思います。

ぜひそれらは必ず実行してください。


そしてできることなら今年はもう一つ

これに加えて実行していただきたいことがあります。

それが「顔パス」です。


お誘いしたお客様への案内状には

「本状を必ずご持参ください」と明記されていて

会場の受付で案内状を提示していただいたり、

受付にある名簿でチェックをしていたりしますよね。


そんなに悪く受け止める方もいらっしゃらないとは思いますが

これって「呼んでおいてこれか!?」という行為ですよね。


そこで登場するのが顔パス。

既に実行されていらっしゃる会社さんもたくさんあるので、

今更な話ですが、

担当させていただいているお客様がいらっしゃたら、

案内状を出させたり、受付チェックで待たせたりせずに、


どんどん顔パスで会場内に誘導してあげてください。


もちろんお顔をしっかり見て

お名前をきちんと声に出して言って

笑顔で

どうぞこちらへ、とわざと受付をスルーするように。


意外とこれだけでお客様って気分が良くなって

大きな契約や買い物に結び付くことがあります。


注意したいのは

どおしても受付に立ち寄っていただかなくてはいけないお客様がいらっしゃったときに、

そのお客様の気分を害さないようにさりげなく進行させたりすること。

ここは上手にやってくださいね。


昔から顔を覚えるのが苦手な私が言うと

大笑いしてる人(古くからの知人)が何人もいるはずですが、

そんな自分の苦労と、上手にやっている先輩や同僚、ライバルの動きから

こんなことに気づき、実践するようになりました。


もちろん会の受付ルールもあると思いますので

秩序とルールは守って

大人の対応をお願いいたします。


今回はさらっとした軽い話題で失礼いたします。








共立アイコム課題解決部

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