第21回 価値観の共有って何度も!

今回はかなり屁理屈というか、理屈だけで話をすすめます。


うちの商品ブランド力無いから、

うちのブランドでは勝負にならない、

うちの会社、ブランディングしっかりやらないかなぁ、

ブランド品じゃないんだから無理だよ、


こんな愚痴を言ったことがある人手を挙げて!

では

こんなことを思ったことのある人手を挙げて!


はい、いま手を挙げた大勢のみなさん。

ブランドって何ですか?


ブランドについて説明もできずに

やれアウトレットでブランド品を手に入れたいとか、

浅い歴史のブランドなんか本当のブランド品じゃない、

なんて、いっている営業マンのなんと多いことか!

ブランドについて説明もできずに

ボーっと生きているとチコちゃんに叱られますよ。

by NHK総合 毎週金曜 午後7時57分 | 再放送 毎週土曜 午前8時15分 


と、少しだけ人気に便乗させていただきましたが。

チコちゃんだってもちろんブランドですよね。


ではブランドって、ブランディングっていったいなんでしょう。

前回の第20回までの話の流れをぶった切ってまで

このような話をさせていただくのは

「あまりにもブランドを前に出した言い訳が多いからです!」


せっかく色々なお話をさせて頂いたり相談に応じさせていただいても、

所詮うちの会社は、うちの名前では・・・・

といった言い訳が多すぎてこちらが滅入ってきそうなくらいなのです。

で、急遽ブランドってなぁに?という回をもうけました。


ここからが本題です。

このコラムではもちろんのこと、勉強会、オープンなセミナーなどで

何度も何度も繰り返し伝えている通り

ブランディングは会社、製品、サービスのステイタス向上ではありません。

まずここを間違えないでください。

そして

ブランディングとは

製品、サービスをユーザーのみなさんと同じ考え方、視点、価値観で共有することです。

そして共有されたものがブランドです。


ですから

ユーザーのみなさんが、

この製品やサービスはこれだけのお金を払う価値がある、と判断されたら、

それは高いレベルで価値観が共有され、ブランド価値が高いということに。


ユーザーのみなさんが、

この製品やサービスはこれだけしかお金を払う価値がない、と判断されたら、

それは低いレベルで価値観が共有(認識)され、ブランド価値が低いということに。


こうなるわけです。

あなたの会社の製品やサービスが本当に優れたものであるならば、

ユーザーと高いレベルで価値観を共有でき、さすがは一流ブランド、

これだけのお金を払う価値がありますね。となります。


と、ここまでご理解いただいたとしたら

あなたやあなたの会社はどおすればよいのでしょうか。

あなたの会社の製品やサービスは

どの高さでユーザーとその価値観を共有できているのでしょうか。

そしてその高さはあなたの会社が狙った高さであり、

ターゲットユーザーとその価値観を共有できているのでしょうか。

そんなことを考える必要があります。


一流ブランドと言われるメーカーの商品が500円、

ほとんど同じ商品が100円均一店でも売られている。

でも、500円のその商品は間違いなく一定数量売れていく。

これがブランドです。

ユーザーがその商品の価値を、

一流ブランドと言われるメーカーと共有しているからに他ならないのです。


すみません文章が、説明が下手で。

かなりわかりにくかったかもしれません。

(本当は面と向かってご説明したいです)


ここまでご理解いただいたとしたら

あなたは何をすればよいのか?

つぎから一緒に考えていきましょう。


共立アイコム課題解決部

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