第20回 相手が喜ぶ質問?

前回は、気の利いた質問ってどんな質問でしょうか。

となり、

それはズバリ「相手が喜ぶ質問」です。

では「相手が喜ぶ質問」とは?

と締めさせていただきました。


いかがでしたか、皆様も少しお考えいただいたでしょうか。


相手が喜びそうなら何でもよいわけですから、

正直な、話どんな質問だってかまいません。

イケメン、美人さん、スタイルが良い・・・秘訣は何ですか?

だって構わないですし、

素敵なシャツですね、かっこいい時計ですね・・・どこで買ったんですか?

でもよいです。

いかがですか、相手が喜びそうな質問は意外と簡単じゃないですか。


ただし、

これは相手が喜びそうな質問であって

相手が喜ぶ質問かどおかはわかりません。

「気の利いた質問」=「相手が喜ぶ質問」ですが

相手が喜びそうな質問ではありません。

(回りくどくてすみません)


まして、せっかくいただいた商談の時間、面談の時間。

相手の貴重な時間をいただくわけですから、

相手が喜びそうな質問ではなく

相手が喜ぶ、気の利いた質問をしなくてはなりません。


着ている服をほめられて、機嫌が良くなる場合もあるでしょう。

しかし、「せっかく時間を割いたのに!なんだこいつ!」

となる可能性も多分にあります。


そこで大事になってくるのが、くどい様ですが

相手が喜びそうな質問ではなく

相手が喜ぶ、気の利いた質問をすること、が大切だということです。


では改めて、相手が喜ぶ質問とは何でしょうか。

すっかり打ち解けて私的な内容で相手を喜ばせる場合もありますが、

今回はそのような状況ではなく、やっといただいた貴重な時間とします。


もう一度

相手が喜ぶ質問とは何でしょうか?

私の下手な説明より、ちょっとした例として。


・上手に在庫確保しましたね、なぜ品薄になると思ったんですか?

・店頭のコピー、逆張りがうまいですね、いつ思いついたんですか?

・ずいぶん見える化が進んでいますが大きな効果が出てるようですね?

・うらやましいです、この事務所は社員さんが働きやすそうですね?


などなど、仕事や職場に関することで

キラッと光る点、明らかにその方がかかわった点やその人の発想、

そんなことを必死で見つけて(あるいは事前に調べ上げて)、

それを質問にして商談や、面談の時に繰り出す。


これが、相手が喜ぶ、気の利いた質問になります。


さらに、

いかにこのような質問の卵を素早く数多く見つけられるか。

これがカギになってきます。


このような気が利いた質問ができるようになると

比較的(絶対じゃないです)早い段階で相手と打ち解けてきたり、

相手の口が軽くなったりするものです。


前回と今回の話

にわかには信じられないかもしれませんが

ぜひ実践、チャレンジしてみてください。

思った以上に効果があるはずです。


ただ、相手が喜ぶ質問のつもりが

セクハラと取られてしまった。

こんなことにならないように十分注意してくださいね。



共立アイコム課題解決部

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