銀行員さんからの質問 続きの続き

情報を収集し、その情報を武器にするために「人の褌で相撲を取る」のが手っ取り早いとお話しさせていただきましたが、誰のふんどしで相撲を取ればよいでしょうか。それは1にも2にもあなたのお客様の持つ情報を利用することです。守らなければならない秘密事項を他言しないのは絶対の原則として頭に入れてここから先はお付き合いください。

例えば、A社さんから聞いた業界のあまり表に出ていない情報を同業のB社さんにしてみる、秘密厳守としてはぎりぎりセーフだとしてもB社さんにとってそれほど新鮮な情報ではないかもしれません。ではなく、せっかくA社さんから業界のあまり表に出ていない情報をきいたらば異業種であるC社さんにこの話をしてみます。「〇〇業界では・・・・・・だそうですが、御社の参考にはなりませんか」「〇〇業界では・・・・・だそうですがこの方法を採用してみませんか」みたいな感じです。

こういった話が毎回直接ヒットするとは限りませんが、繰り返し情報をC社さんに伝えているといつかあなたと話をする時間をC社さんが大切にしてくれるかもしれません。もちろん同じようC社さんから聞いた話をA社さんやB社さんにも伝えます。

この方法、意外と銀行マンさんてやらないですよね。真面目な方が多いせいか他業界の話をしても無駄だとか、失礼だと思っているのでしょうか。または銀行の営業で手助けできない情報だから遠慮しているのでしょうか。絶対にそんなことないですよ。

情報を武器にするために「人の褌で相撲を取る」のが手っ取り早い方法、少し参考にしてください。できればもう一つの方法を何らかの機会にお伝えさせていただきます。

共立アイコム課題解決部

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