石の上は2日でよいと思う

営業っていうのは「石の上にも3年」とアドバイスを送る先輩営業マンさんとそのアドバイスを後押しする上司。自分も昭和の人間なのでこんなこと言うのもなんですが「なんと昭和なアドバイス」という感じがします。

もちろん業種業態によって効率よく効果的な営業スタイルは様々だと思いますので、そのあたりは差し引いて聞いてほしいです。(ですから異論反論抗議はご容赦ください)

新規訪問先、なんとか契約や発注をいただきたく日参。断られてもあきらめずに何度も訪問。そこで先輩や上司から出てくるアドバイスが、石の上にも3年。悪くはないのかもしれませんがもしかしたらすごく時間と労力を無駄に使っている可能性があります。というわけで「石の上には2日(2回)」くらいにして見切りを付けたらどんどん次の新規先にかじを切る。こんなアドバイスもありじゃないかと思います。

と、ここまではありきたりかつネットにも、ものの本にも書いてあるアドバイス。3年でも2日でもどちらでもよいのですが最近のアドバイス本やコンサルタントの先生の主流は「2日でダメなら次に行く」でしょうか。

私もそれでよいと思いますがひとつ気になることがあります。「2日行ってだめなら見切りをつけて次に行く」のは良いのですが見切りをつけたところに全くいかなくなってしまうかたが多いことです。だからといって3年も日参する必要はないと思います。が、まったくいかなくなってしまうのもどうかと思います。日々戦っている営業マンさんが数字に追われ忙しいことはわかります。でも1か月に1度くらい見切りをつけたお客様のもとに伺うことくらいできるのでは・・・(単に私が暇なだけでしょうか)。2日行ってだめなら見切りをつけてよいと思います。ただ、たまには顔を出して「何らかの情報提供」するくらいの時間を取っても良いのでは、と思う次第です。

この時最大限に注意するのは、ただ顔を出しましたではなく、何らかの情報を持参すること。これだけは忘れないでください。近くに来たので、なんて最低の訪問理由です。相手の時間を搾取することだけはやめてください。

2日行ってだめなら見切りをつけて、「時々ちょっとした情報を持参し続ける」という営業をしていると良い結果を生むことがあります。昭和のおじさんのアドバイスですが聞く価値あるかもしれませんよ。


自慢話 13年前ある方に紹介された証券会社の営業のAさん。公私ともに深い付き合いはありませんでしたが年に4回ほどお会いして情報交換。13年の月日でAさんも大出世、先日初めての仕事をいただくことができました。それも弊社としてはかなりの大型案件。そんなこともありますから。

どんな情報提供をし続けてきたのか、このコーナーの記事を読み返していただくか今後もお読みいただけると時々話題に上がっています、お時間があればいお付き合いください。


共立アイコム課題解決部

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