ちょっときになる~ザルよりどんぶり~

ザルで水をすくう、どんぶり勘定、あまり良いイメージの言葉ではないですよね。しかしセットで使うととても説得力のある言葉になることがあります。

ある会社様で弊社のちょっとした提案を採用いただけることになりました。(自分を棚卸ししてお客様のところに新しい挨拶で出向いてみよう、というご提案です)ところが実際に実施しようとしたとき管理職の方からちょっとした相談をいただきました。

「そもそもどの程度きちんと挨拶をしていたかわからないし、目標の立て方もわからない」と。こんなときこそ「ザルで水をすくう、どんぶり勘定」という言葉が役に立ちます。(お詫び:当事者にしてみたら冗談ではないと憤慨しそうな解説をします。)

そもそも挨拶を変えたからいきなり営業数字が上がるわけではありません、徐々に親密度や信頼度が上がっていくのを狙う手法ですから。であるなら過去の状況など気にせずにどんどん実施したら良いです。目標なんて既存顧客数+新規訪問先で既存顧客の300%件数くらいでいかがですか。どこまで話ができれば合格かなんて、本人の判断に任せたらいかがですか、と相談にはお答えします。なぜそんな言い方をするのか?それは、どんぶり勘定だって良いじゃないですか。ザルで勘定するよりよほど正確ですよ、もっと言ったら何もしないよりどんぶり勘定のほうがどれほど正確か!というのがこのような返事をした理由です。

どんぶり勘定じゃだめだ、正確に評価するぞ!なんて言っている間に時間はどんどん過ぎてしまいます。色々計画をねっている間に時間が過ぎてしまうならどんどん実行したほうが効果はあります。だったらどんぶり勘定だって良いじゃないですか、何もしないより、ザルで勘定するよりよほどマシです。

しのごの言う暇があったら実行すべし、何もしなければ何も起きません。会社人として計画や目標が必要ならすぐに立てて実行しましょう。計画をたてるのに手間取ったら「ザルよりどんぶりです」

共立アイコム課題解決部

0コメント

  • 1000 / 1000