ちょっと気になる~言葉遣い編~

一応、たぶん、おそらく

同行や同席させていただいたときの商談や面談のやりとりで、営業さんから気になる単語が出ることがあります。その代表が一応、たぶん、おそらく、ではないでしょうか。細かくお話をするまでもなく、この単語を含んだあなたの回答を聞かされたお客様はどのような気持ちになるでしょうか。そう考えれば一応、たぶん、おそらく、を使ってはいけない理由がわかりますよね。そもそもあなた自身に自信がないから使うこの単語、お客様にしたらもっと不安になり発注や次回の商談につながるとは思えません。この単語を使わざるを得ないときもあるとは思いますが十分注意してください。

やってやれないこともないですが・・・

次に気になるのが、やれないことはない、という、どうとってよいのかわからない言葉。技術的な質問、納期、風合いになどの対する返事に使う方が多いようですが、これほど相手を無視した回答ってないですよね。相手にしてみたら「できるならグズグズ言わずにやれよ」or「100億円+納期50年ならできるってレベルか?」とわけわからなくなります。この言葉は笑いを取るとき以外絶対使ったらだめな言葉です。

次に気になるのが、わかりません、知りません。

これは説明不要ですよね、のちほど調べてきちんとお返事させていただきます、とか、勉強不足で申し訳ございません、ご説明いただけると助かります、のように前向きなポジションを維持できるように返事すべきですよね。

うるさいことを並べ立ててすみません、ただちょっとした一言で商談がまとまったり決裂することがあります。であるならたったこれだけ気をつけるくらいなんでもないことですよね。早速こんな言葉遣いにも気を配ってみてください。なんといっても遣いについてですので。

おまけ

このようにお話すると「そこをなんとか」も使わないほうが良い言葉に感じますよね。そこをなんとか・・・で終わるようであればこの言葉は使わないほうが良いです。ただ、そこをなんとか、〇〇については〇〇(別件のメリット)しますから。といった使い方は効果的です。言葉って難しいですね。



共立アイコム課題解決部

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