ちょっときになる~人脈つくり~

人脈ってどのような人のつながりを指すのかよくわかっていません。日本語としてもそうですが、具体的な関係性もよくわからずに使っています。なのにこのコラムにはよく「人脈を大切に」、「人脈をたくさん作って」なんてことが書いてあります。少しふざけた言い方をすると、それぞれの皆さんが考える人とのつながり、が人脈で良いと思っています。どのような繋がりでもあなたが良いと思う繋がりを大切にしていただければそれで良いというのが私の考えです。が、ちょっとだけ気になる人脈についての解釈がありましたので少しだけお話をさせていただきます。

人脈ってどのような繋がりのことですか?と質問されることがあります。私の考える人脈はお話したとおりなので「あなたが良いと思うつながり」ですよ、とお答えします。すると質問した方は怪訝な顔をされますので「ではあなたの考える人脈ってどんなものですか?」とお聞きする事が多いです。そうすると帰ってくる答えで多いのが「いろいろな相談に乗ってくれるみなさん」というもの。この答えが今回のちょっと気になる点です。「売上が足りないときに私から商品を仕入れてくれるみなさん」という答えでなかっただけ良しとしましょうか。そうです、「助けてくれる、相談に乗ってくれる」はあなたにとって役に立つ繋がりで、その瞬間の解決に過ぎないです。もちろん普段から色々とみなさんのお役に立てるようにしてらっしゃるから、このような答えが返ってくるのだと思います。

ただこのコラム的な話をさせていただくと、あなたが作る人脈は「相談を持ってきて下さるみなさん」だと思います。あなたを信頼していなければあなたに相談を持ちかけることはありません。相談いただいても的確にお答えすることはほとんどが難しいと思います。相談内容によりますが、あなたに利がないことがほとんどでしょう。でも相談いただけるということは情報が集まってくるということです。この集まってくる情報がいかに大切かはおわかりいただけると思います。ということでもうおわかりですよね、信頼を築く、相談いただく、情報が集まる、真剣に対応する、更に信頼と人脈が広がる。こんなふうに考えてみるとちょっと面白くないですか。あなたの作る人脈どうしますか。

(今回は自己啓発的なコラムで失礼しました。できるだけ具体的で実践に即した話をこれからも意識してまいりますので引き続きよろしくお願いいたします)

共立アイコム課題解決部

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