Season6-10 平凡な我社 お問い合わせに

Season6-9 平凡な我社はどおすれば 3」で自社の商品やサービスを否定するとお話しさせていただいたところたくさんのお問い合わせをいただきました。その殆どが「こういったアプローチでの次の一手」、「このようにアプローチしたときの全体の流れは」といったものです。思っていたのとは違う問い合わせに少し驚いております。こちらが想像していたのは「〇〇業だけれどどのように否定すればよいのか」「〇〇を扱っているけど否定の方法がわからない」といった問い合わせ。しかしここはみなさまクリアされたようで、次の一手についての問い合わせをたくさんいただいた次第のようです。

業種業態扱い商品によって進め方は様々ですので、たとえ話で進めさせていただきます。

A「このようなご時世ですから〇〇を削減する方法をご案内させていただこうと思いまして」(〇〇は自社商品です。)

B「ありがたいけれど、それではおたくは商売にならないね」

A「ただの売り込みではわざわざB様をご紹介いただくわけにはいきません、Cさんもご紹介くださらないと思います。Cさんの顔を潰さないためにもお役に立てる情報をお届けにきたつもりです」

B「それで」

A「XXXをYYYとして利用する方法はご存知ですか・・・・・(ここで自社商品やサービスを否定するご案内=B様のメリットになるお話を)」

B「なるほど・・・・・・・・・だね」

多かったのはここから先についての進め方ですよね。

タイミングを見て

A「とはいえ展示会などではYYYがどおしても必要になりますよね、そちらのコストを下げるためにも弊社の・・・・・です」

A「あ、すみません、今日は営業しないつもりでしたがつい」

ここでもう少し情報提供的な雑談を必ず入れます。※1

A「またお役に立てる情報をお届けに伺いますのでその節は是非よろしくお願いいたします」

B「メールで送ってくれればよいよ、わざわざ来てもらったら申し訳ないから」

ここでワンポイントの工夫を。※2

A「いや、ぜひお伺いさせてください。弊社もなかなか上司の管理がうるさくて、訪問件数もポイントになっているんですよ」

A「しつこい営業はしませんので数分だけ情報をお持ちするときお付き合いください」

といった感じです。

ここまでつまらない小芝居をお読みいただきありがとうございます。なんとなくご理解いただけましたでしょうか、あとは自社向けに、あなた向けにアレンジしてチャレンジしてみてください。あ、※1と※2は特に覚えておいてくださいね。



共立アイコム課題解決部

0コメント

  • 1000 / 1000