Season6-3 営業に出る前に3

ご自身を棚卸ししてなんの役に立つ?という疑問をお持ちになるのはごく当たり前の感想だと思います。ご自身の出身地のこと、学生時代の話、好きな料理、凝っている趣味などは整理しておき、関連するワードが会話の中に出たらすぐに思い出せる、話に加わることができるようにしておいてください。さっと会話に加わる、スマートに口を挟むことで比較的スムーズに会話を盛り上げることができます。

で、肝心なのは仕事の棚卸しです。B2B、B2C、業種業態により状況は様々だと思いますが、初めて担当したお客様、初めて契約が成立したお客様はもとより契約成立10社目のお客様、11社目のお客様・・・・・・・54社目のお客様。順番はこの際気にしませんが、過去にお取引や契約いただいたお客様すべてを思い出せますか。お客様だけでなく、御社と取引のある銀行の担当者さん、3代前の仕入先の担当者さんからセミナーでたまたま名刺交換した人たちなど、袖すりあったことがある皆さんをすぐに思い出せるようにしていただきたいです。

もうおわかりですね、自分を棚卸しすることで仕事上の人脈をきっちり構築し、(ここからが大事)人脈を崩さないようにしておくこと。人脈の構築や維持のために会話を盛り上げる前準備として自分の個人的な部分を棚卸ししておくこと、このためにご自身の棚卸しをしておいてほしいのです。

(電気店やアパレルショップで接客したすべてのお客様を覚えて色というのも酷な話かもしれません、すみません)

ここまで準備できたら新しいお客様を作った人脈にいらっしゃる皆さんに紹介していただきませんか。次はお客様を紹介いただく秘策(本当は秘策と言うにはおこがましいちょっとしたコツ程度です)をご案内させていただきます。

共立アイコム課題解決部

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