Season6-2 営業に出る前に2

なぜ自分の棚卸しをするのか?それは実際にお客さまとお話しているときに役に立つからです。本当に役に立つの、わざわざ自分の棚卸しをするほどのこと、といった疑問が湧くことと思います。確かに疑う気持ちもわかりますがここは騙されたと思って一度ご自身の棚卸しをやってみてください。

出身地や高校生の頃やっていた部活動を忘れたりする方はいらっしゃらないと思いますが、出身地で誰もが知っているような本屋さんの名前を覚えていますか、部活動については100メーターを何秒で走っていましたか、社会人になって最初に担当したお客様の年商はどれくらいでしたか。こういったことすべてを覚えていて、お客様とそんな話になったときスラスラと話をすることができますか。そうです、せっかくお客様と話が盛り上がりそうなチャンスを迎えたのに、「えーと確か・・・・・・」、と受け答えするより、「当時は年商2億円ほどだったのに、一気に・・・・」と話ができたほうが良くないですか。同郷のお客様に会われたとき「私も〇〇商店で買い食いばかりしていました」とお話するのと「私が通ったのは、名前は忘れましたが・・・」とお話するのでは盛り上がり方が違うと思うのです。というわけでご自身の棚卸しを一度してみてください、とおすすめしています。

棚卸しと言っても通り一遍等に履歴書を書いたり職務経歴をを書くようにではなく、その時々のトピックスをあなたなりに思い出してメモ書きしておいてほしいです。新人の頃の失敗談などもとても大切な要素ですし、どう克服したかなども大切な要素です。

いかがでしょうか、ご自身を棚卸しする大切さをわかっていただけたでしょうか。生まれてから今までのことを棚卸しするとなると本当に大変です。だから思い立ったときにメモに残せばよいですし、時には半日かけてじっくりやってみるのも良いと思います。

次の回では棚卸した内容で話をすることの重要さなどについてお話させていただきます。

共立アイコム課題解決部

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