Season4-24 お願いされれば嬉しいことも

何はともあれ、お客様からの信頼をいただくのが大前提。という話を何度となくこのコラムでさせていただいております。この点についての異論はそうないと思います。ただ、そんなに時間をかけていられない、すぐにでも相互信頼の仲になりたい。というご希望についても異論はございません。

何度か「特効薬ではないけれど、こんなことはいかがですか」とお話させておりますので、お暇がございましたら昔のコラムも参考にしてください。今回お話させていただくのも比較的手っ取り早くお客様との相互信頼を築く「一歩手前」までいく方法です。絶対ではないですからあなた流にアレンジして、使えそうだったら使ってみてください。

それは「何かをお願いする」ということです。え、お願いするの?お願いされる、の間違いじゃないの。という声も聞こえてきそうですが、何かをお願いされるようであればそこそこの仲になっているはずです。そうです、お願いされるのではなくて、お願いしてみてちょっと距離を縮めてみようという作戦です。

何をお願いすればよいか。もしあなたの会社が会報誌のようなものを出していればそこにネタをください、とお願いします。会報誌などが無ければ、今度新人を連れてくるので5分だけあなたがお持ちの社会人としての流儀みたいなものを話していただけませんか、とお願いします。それも照れ臭ければ、上司がどおしてもお会いしてお話を伺いたいと熱望していますがお時間いただけませんか、とお願いしてみます。こんな感じでも良いです、御社のオフィスはきれいで使いやすそおですよね、一度弊社にお越しいただき何かご意見をいただけませんか、でもよいと思います。

ちょっといやらしいテクニックですが、何かお願いされる、それも自分を高く評価したうえでお願いされるのって、ちょっと自尊心をくすぐります。お願いされてうれしくなったりもしますよね。(あまり面倒くさいこと頼んじゃダメですよ、かえって逆効果です)お願いすることによって、何となく雰囲気が良くなってくる、何となくご理解いただけますか。

ただ、これは絶対に上辺だけだったり、歯の浮くようなお世辞ではだめです。本当にあなたがそお思えることでお願いをしてみてください。これは絶対ですよ!

本当に社長に合わせたい人だから、本当に立ち振る舞いや言葉がきれいだから、本当にいつも事務所がきれいだからと、本当にあなたが心底感じていることでお願いしてみてください。もちろん断られたって良いです、お客様との距離が縮むことが目的ですから。

くどい様ですが心にもないコトで話を進めてはダメですよ。いかがですか、ちょっとこのテクニック使ってみませんか。

共立アイコム課題解決部

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