Season3-21 何か気になる点は?

営業や商談の別れ際が難しいといった話をいただくことがあります。特に今日は決まらない商談、何度か商談しなくてはならないうちの中間位の商談、次回につなげるための面談など、クロージングではない商談の別れ際が難しいといった声をよくいただきます。できれば好印象で締めくくり次につなげたい、できれば次のアポを取りやすくして締めくくりたい、といった思いからいただく質問です。

良いですね、とても前向きな営業、商談スタイルについてのご相談ですので、こちらも前向きにお話させていただきます。が、今からする話がどこまで効果があるか、実は解りません。そんなアバウトな説明でコラム1回分使ってしまうのは申し訳ないのですが、「この言葉で締めくくれば間違いない」といった明確な回答ができないため、私は比較的この言葉をよく使います、といった締めのひとことをご紹介します。


それは

「何か気になる点はございますか?」です。


この後、「実は・・・」と相手が話し始めたらしめたものです。そんなうまい話はそうそうないと思いますが、何か気になる点はございますか?の後に、来週またお伺いしますのでその時に、明日お電話させていただきますのでその時に、などと次に来ることや連絡することが当たり前といったセリフを繋げます。まちがっても「気になる点がありましたらメールで構いませんのでお気軽に」なんて言わないでくださいね。こちらからアクションを起こすよ、という雰囲気で締めたいですから。


今回の話の成功確率は解りません、そんな話ですみません。ただ、なんとなく自分の経験で「何か気になる点はございますか?」が次につなげやすくてよく使っているので紹介させていただきました。


次回からはもう少しまともな話をさせていただきますので、今回はこれでご容赦ください。



共立アイコム課題解決部

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