Season3-10 カバンは持とうよ

電車移動で営業している方よりも、営業車で営業している方に多いような気がするのですが、カバンを持たない営業マンがちょくちょくいらっしゃいます。営業車内にいろいろ用意しているし、すぐ車に積むからかばんは必要ない、と言われるかもしれません。が、意外とそうでもないので今回はカバンについてお話させていただきます。

前回、新聞、テレビ、YouTubeのお話をさせていただきました。3-3では、相手に合わせた服装についてお話させていただきました。カバンについてもこの時とポイントは同じです。あなたが相対するお客様はどのような方ですか?という点を気にして欲しいのです。

余計なものを持たなければ無くしたり忘れたりする可能性はなくなります。手帳や筆記用具もポケットに入ればカバンは必要ないです。もっと言ってしまえば、忘れなければメモを取る必要すらないのです。このようにそぎ落とすだけそぎ落としてお客様との約束も絶対に忘れなければ、めちゃくちゃ身軽でフットワークの良い成績優秀な営業マンになることと思います。

ただ、みんながみんなそうはなれないですよね・・・・という話をしたいのではなく、カバンを持たない、メモを取らないあなたが相対するのはどのような方ですか?という点に着目してほしいです。


メモを取る行為はあなたが大切なことを忘れない、あとで確認できるというメリットだけでなく「この人はちゃんとメモを取る人なんだ」と相手に安心感を与えます。

カバンを持つことによって「この人はサンプルを渡しても大切に扱ってくれるんだろうな」と相手に信頼感を与えます。

あなたがあとでメモをみていろいろ確認するということは極当たり前のことですし、メモを取らなくても何とかなるかもしれません。預かったサンプルもすぐに車に載せればカバンが無くても何の問題もないかもしれません。

ただ、カバンを持つこと、メモを取ることであなたがお客様から信頼を得たり安心を与えられるとすれば。カバンを持つ、その中にメモを入れておき、メモを取る。これがいかに大事かお判りいただけると思います。

できれば、流行りだから、かっこいいからと言って口の閉まらないトート風のカバンではなく、きちんと口が閉まるビジネスバックをお勧めしたいです。個人的感想になりますから押し付けませんが、一例として、そして事実として、ある会社の上層部の方「あのカバンを持った奴はどうも信用できない」とおっしゃっていました。そんなことって実際にあるものですよ。年寄りからのアドバイスでした。

共立アイコム課題解決部

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