色々な会社でお話をお伺いしていて、こんな状況でも戦う営業マンさんてすごい!と思うことが良くあります。そのひとつが正面の敵と必死で戦っているときに背後から襲ってくる敵の多さ。さらに驚くのは、背後からの敵と自分たちが同じ御旗で戦っているということ。よく嫌にならないなぁと感心してしまいます。
回りくどい言い方をしました、よくいうところの「敵は身内にいる」というやつですね。
営業マンとして、営業=契約を取る、売り上げをあけるといった本来業務に全力で当たりたいのに、背後から味方であるはずの社内の身内から横やりが入って営業に専念、集中できないことがある。このコラムを読んでくださっている営業マンのあなた、大きくうなづいていますね。
これって、ものすごく大きく分けると原因はふたつ。ひとつは「そもそも営業マンがだらしないから」、もうひとつは「営業以外の部門の無理解」です。はい、ここまで読んでいただいた営業マンのあなた、痛いところもつかれていませんか。
何となくどちらの会社にも起こりうることですが、ほおっておくと会社の屋台骨を揺るがすほどになる可能性がある大きな問題ですよ。働き方改革だなんだといいますが、身内から敵を出さないための話し合いをしたほうが、よほど働き方改革の進捗に効果があります。
営業マンがだらしないのかもしれない、いや、ルールが営業マンにとって厳しすぎるのかもしれない。何でもかんでも営業マンに押し付けているのかもしれない、いや営業についての理解不足から、押し付けていることもわかっていないのかもしれない。
営業部門と製造や間接部門のみなさん。同じ会社の社員です、味方です。一度腹を割って話し合ったほうが良いですよ。
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