第32回 それはちょっとおこがましい

新製品販売について、

新規営業先開拓について、

広告制作にあたって、

指導してくださるコンサルタントの先生や、

広告を依頼する広告代理店の方々から、

場合によっては上司や社内の会議になかで

必ず聞かれるのは「ターゲットは?」

という一言があるのではないでしょうか。


誰に使ってほしいのか、

誰に見てほしいのか、

誰なら感度よく理解してくれるのか、

ターゲット、ターゲットユーザーの決定はとても大事です。


入れ歯用安定剤の広告を

小学生向け学習参考書に掲載しても・・・・

ということですよね。


ただ、勘違いしてほしくないことがあるので

今回はほんの少しだけその点についての話です。


こんな人に使っていただけると作業効率が格段に上がる。

なら良いのですが

こんな人にお勧めしたい。

は少し違うということです。


ターゲットを定めないと、いろいろなことが散漫になるので

ターゲットを定めることはとても大事です。


ただ、ターゲットの決め方に注意いただきたいというのが今回の趣旨。


あなたが決めたターゲットは、

本当に正しいですか?ということ。


ターゲットは過去の実績、経験値、マーケティングデータ、

聞き取り調査などしたとしても想定での決定になります。

ということは必ずドンピシャかどうかはわかりません。

外れている可能性も否定はできません。


だからと言って何度も会議を重ねても

時間と費用ばかり食ってしまい、

結局は想定のまま・・・・ということも否定できません。


なにがいいたいか、

ターゲットはいろいろなことによって想定で決めますが

「決め打ちはやめましょう」

ということ。


おこがましいですよ、

こんな人が使うべき製品だ

なんて勝手に決めるのは。


ターゲットは〇〇〇!

と決めるのは大事、

ただほんの少しでよいから

◇◇◇に可能性はないかな、

△△△はどうだろう。

これくらい考えることもしてみてください、

という話でした。


なぜこんな話をするかというと、

あるお客様のところで

40代以上、たぶん60代あたりが一番利用してくれると思います。

と私が説明を受けているところに、

追加資料を届けてきてくださった20代の女性、

「あ、それいいですね、私絶対使います」

と言って部屋を出ていったこと。

慌てて同僚の女性数名を読んで説明をしたら大うけ。


こんな話があったからです。

すみません今回は超殴り書きです。

ただ、急いで皆様にお伝えしたかった内容だったので、

こんな文章で失礼しました。



もちろん今日お伺いした会社様には、

ネタにしますよ、とお許しをいただいております。




共立アイコム課題解決部

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