あきらめたことを自慢しよう

成功の反対は?

失敗ではなくあきらめること。


どこで聞いたフレーズなのか、

何の本で読んだ文章なのか忘れてしまいましたが、

目からうろこの、グサッとくる一文、いい話です。


とはいうものの

これ以上「いい話」をする自信もなく、

このフレーズを押し通す自信もなく・・・


ただ、実際問題として

努力するよりも路線を変えることのほうが、

商売として、企業活動として、

正解な場合があるのも事実です。

いい変えると、

「あきらめることが成功」ということも。


もう少し言ってしまうと

スペンサージョンソンさん著の

「チーズはどこへ消えた?」の話そのままです。


残念ながら斜陽と呼ばれる

産業や商品、手法があります。

超々専門的に職人さんとして

取り扱うなら活路はあるかもしれませんが、

並大抵の努力では時間の流れに逆らえない産業や商品。


先週、初めてお会いさせていただいた

ある会社の幹部の方とお話させていただいて、

時代の変化を見て路線を変えること大切さ、

それは解っていても

なかなか路線を変えることができない現実、

について再認識させていただきました。


こちらの会社は

変わるんだ!

という旗振り役がしっかりされており、

実際にその方針で動いていましたから

うらやましい限りなのですが、


今までお話させていただいてきた

ほとんどの会社では

変わるのが難しい

というよりも

変わることを拒否する社内抵抗勢力に苦労され、

変わろうという

スタートラインに立つことさえままならない。

そんな印象です。


クールビズを政府が進めるから・・・

活字離れが止まらないから・・・

原材料の高騰で調達が難しいから・・・

テレビよりネットばかり見るようになったから・・・

ネットなら開店/閉店時間が関係ないから・・・

これらは

ちょっとの努力では打破できない流れです。


解っているのに変わらずに

今までで通り何とかしよう!と

(厳しいですが)無駄な努力をしたり、

(はっきり言いますが)言い訳にしたり。


成功の反対は?

失敗ではなくあきらめること。

かもしれませんが、

どんどん見切りをつけることが

成功の場合もあります。


時間は恐ろしいスピードで流れます。

一時的に痛い思い、つらい思いをするかもしれません。

でも、それをしないと

じわじわと斜陽という波に押されて行って

変わるチャンスを逃してしまいます。


変わるのは大変です、

誰もが躊躇します。

でも今やらないと手遅れになります。

そして例外なく全員でのチャレンジです。


そういう自分もなかなか変われません。

何とかしなくてはと

事務所に戻るのをやめて(時間、交通費節約で)

レンタルスペースを借りてみる。

なんてところから始めてみたりしています。

(すみません、ごく小さなことで)


一緒に頑張りましょう!




七つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)

チーズはどこへ消えた?(スペンサー ジョンソン)

はamazonなどでも書店でも購入可能と思います。


過去の記事は

共立EMSのホームページから

から「営業や販売のコツ」をご覧ください。







共立アイコム課題解決部

0コメント

  • 1000 / 1000