お客様とお話するとき
テーブルをはさんだ対面であっても、
玄関先の立ち話であっても
例えば顔の見えない電話口であっても
相手の気持ちが閉ざされていたら
まったく無駄な時間になります。
どんなに良い提案であっても、
どんなに食いついてきそうな趣味の話も
心を閉ざした人には届きません。
心を閉ざした。。。
心理学的にどうのこうの言う気はなくて。
相手に心を解き放つには、みたいな話は
それなりのセミナーにでも行ってください。
詳しいことはわかりかねます、すみません。
ただ、穏やかな話しぶりなのに
相手を緊張させる話し方の人っていますよね。
ゆっくり丁寧に話をしてくれてるし
威圧的なところはみじんもない。
なのになぜかあの人と話をすると
緊張してしまう・・・という話し方をする人。
商談、できることならば
リラックス ||||||| 普通 ||||| 緊張
だとしたらできるだけリラックスしてほしい。
少なくとも普通の状態でいてほしい。
なのになぜか緊張させてしまう。
緊張には
ちょっとやだな、
できたら避けたい、
といった感情も含みます。
詳しくは専門家に聞いていただければと思うのですが
相手を緊張させてしまう話し方の人って
相手に理解していただこうと熱心なあまり
・妙に繰り返し説明し、話が長い
・わかりやすくするためか、尾ひれなどが多い
・無駄に「わかるよね」的な間合いを入れる
・指導しているかのような話し方をする
・あなたは知らないだろうけど、的スタンス
・できるだけゆっくり丁寧に話をしますよオーラ
という話の仕方をすることが多い気がします。
本人にしてみると
できるだけ丁寧に
できるだけわかりやすく
できるだけ相手の立場に立って
と考えているのだと思います。
(その人ってきっといい人です。)
でもこれがかえってあだになっていることが多いのです。
ビジネスですからビジネス部分は
・できるだけ端的に箇条書きで話す
・こちらが気を遣うのではなく、相手がいつでも質問できる雰囲気を作る
・余計な尾ひれはつけない
・一般的な普通のスピードとトーンではなす
のようにしたほうが、相手も普通に聞いてくれますから
少なくとも相手の緊張は普通レベルを維持できます。
例えば
今日もこの営業さん妙な丁寧さで話すのかな
↓
なんだか面倒くさいなぁ
↓
出たぁ!この話し方
↓
嫌だなぁ(緊張)
↓
全く耳に入らない
となる可能性が高いです。
普段から普通のコミュニケーションをたくさんとり、
できるだけ上下関係的にならないように
パートナーとして対等な立場だけど
最低限の礼節を守る付き合い方。
ここまで構築して
普通の話し方で普通に話をしましょうよ。
(ここからは読んだ本や聞いた話)
もし相手が食いついてきそうな趣味の話の時は別!
盛り上がるようにアクションも交えて
相手の笑顔(または興味津々)を引き出すことを
最優先にして。
こんな時は
話している最中は自分は笑わない
語尾は濁らせない
など
上手だなぁと思う漫才師さんを
お手本にして、盛り上げる。
自分が妙に盛り上がっちゃダメ。
はたから見た雰囲気は幇間(太鼓持ち)だって
いいじゃないですか。
心の中は「俺は最上クラスの営業中」と思いながら。
言い忘れましたが
相手を緊張させる最大の要因は
「自信がないのに勧めている」
「実はマニュアルそのまんま」
が、ばれた時ですかね。
頑張りましょう!
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