ICTより先に実演販売職人

マーケティングオートメーションとか、

それらの(いちいち上げるの面倒なので割愛)ICT手法、

すごいですよね。

理屈を聞いても確かにそのとおり!って思うし

展示会などで説明する人たちもイキイキしてるし

成功事例も山ほどあるし

超大手企業がこぞって採用してるし・・・

販売、成約に関する王道だぁ~!

って感じですよね。

確かにすごいことですし、王道だと思います。

なのに、少しだけ違和感を覚えます。

否定はしません、実際に理にかなっています。

きっとうまくいくんだと思います。

ただなんとも言えない違和感があるのです。

その違和感は

マーケティングオートメーションについてではなく

これらを導入しようとしている側に感じるのです。

有名フランチャイズチェーンに加盟すれば

本部がすべてお膳立てしてくれるから

自分で考えなくてもマニュアル通りにやるだけで

自然と売上が上がり、利益が確保できる。

こりゃ楽で良いな!

と同じに思えて仕方がないのです。

もちろんFC本部やFC加盟を否定しません。

セブンイレブンさんに楯突く気もないです。


なぜ違和感を感じるのか考えてみると

あなたが導入しようとしている手法を試す前に

あなたが提供する商品やサービスを

顧客がどお思うか、思っているのか

感じたことはありますか。

感想を聞くのではなく

肌で感じとったことがあるかです。

それがないと、どんなに優秀な手法を入れても

外すことが多いですよ。

なぜかといえば

こういった手法は

手法提供会社があなたにヒアリングして

それを元に詳細を設定していきます。

つまり、あなたが正確な情報を持っていないと

どんなに優秀な手法を取り入れても

うまくいく筈がないということです。

この商品、サービスは

こんな人に

こんなふうに

使ってもらうのが最適だ。

という仮設や希望を元にすると

とっても危険な投資(経費)なのです。

もちろんリサーチで仮設は立てていると思いますが、

その仮設が絶対ならばよいのですが、

一度肌で感じてみたほうが良いと思います。

(しつこくてすみません)

で、その時手っ取り早いのが

店頭の実演販売員を参考にすることかな、と。

百貨店など人の集まるところで

どんどんキャベツが千切りになるピーラー

どんな油汚れもすぐに落ちる洗剤

などを言葉巧みに実演している職人さん。

お客様の瞬間瞬間の反応で

言葉も態度もすぐに修正!

実演販売員になれというのではなく

そんな気持ちで自分の提供する

商品やサービスについて知った後

いろいろなデジタルツールをおすすめします。

というのが今回のお話でした。


実際に実演販売員なみに

お客様の声を聴くと

意外と違ったツールや手法が必要になるかもしれません。

そんな話はまた改めさせていただきます。



共立アイコム課題解決部

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