新規でお客様を開拓する方法は本当に様々だと思います。大きく仕分けるとして、それを今風の言葉にすると「インサイドセールス」と「アウトサイドセールス」になるでしょうか。もっぱらインサイドセールスに人気や注目が集まっているようですね。昭和から営業をしてきたおじさんにとっては、時代も変われば営業も変わるよね・・・というのが正直なところ。でも確かにインサイドセールスって見習う点は本当にたくさんあります。営業に気軽に簡単に連絡できるように、とか、ビジュアルを多用し直感的に分かる資料を、モバイルデバイスを利用し、お客様のホットな気持ちが冷めないいようにする即応性が大事、などなど。理にかないすぎていて昭和の営業さんもこれらについては対応すべきと思います。(お客様の獲得方法がインサイドである点については良悪両面あると思いますし大いに各会社さんで話し合ってほしいです)
一方でアウトサイドセールスはもう価値のない営業手段のでしょうか。スピード、効率の良さ、活動の費用対効果などで比較するとアウトサイドセールスは野球でいうコールドゲームレベルで負けてしまうように思えます。
で、ここからが今回の本題。「うちの会社、経営陣の頭が固くてインサイドセールスを認めてくれないんだよなぁ」とか「うちの部署だけなぜかインサイドセールスツールを導入してくれないんだよな」とお嘆きのあなた。出典元がはっきりしないので「あくまでも個人の感想です」というテロップ付きでの話題ですが、大型案件や大型商談では、依然としてアウトサイドセールスが圧勝と言われています。取り扱い商品や会社の経営方針に拠るため一概には言えませんが、どんな場合もインサイドセールスに軍配が上がるわけではないようです。
取扱商品群が同じで1案件あたり1万円から1億円まで幅があるサービスや商品を提供しているとします。インサイドセールスでは1万円、5万円、10万円といった小規模案件がたくさん集まってきて、件数としてはとても効率の良い営業ができるようです。しかし1案件あたりの金額が1,000万円、1億円となってくると圧倒的にアウトサイドセールスの力が発揮されるようです。(根拠を出せと言われたら、すみません聞きかじった話と個人の意見です。と言わざるを得ないので話半分の半分くらいに聞いてください)いかがですか、インサイドセールスツール導入してくれないとお嘆きのあなた、少しだけ明るい明日が見えてきませんか。
というわけで、インサイドセールスツールに頼らない新規開拓の方法を次回からぼちぼちと紹介させていただきます。古くからこのコラムをご覧のみなさまには繰り返しになるかもしれませんが新入社員さんが一番張り切っているこの時期、どうぞご容赦いただきお付き合いください。
(ちなみに、明らかに効果があり費用対効果もペイできるのであれば全力で経営陣を説得してインサイドセールスツールは導入すべきです)
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