ハンバーガーでは説得力が・・

お客様の本音を探り出そうという話を、数回にわたってハンバーガーに例えて説明させていただいたところ「言いたいことはすごくよく分かった！　でもハンバーガーがたとえだと部下に説明するのに説得力がなくて」という理由でもう少しほかの例えはないのか、と連絡をいただきました。さらに似たような理由で複数の方からもほかの例えはないの？と。

厳しい生意気な言い方をさせていただくと「それを考えるのが楽しいのに、勉強になるのに」となるのですが、ひとつ頓智のような例えを出しますのでみなさまも自分に合ったたとえ話を自分用に用意してください。

お昼ごはんにカレーうどんを食べたあなた、注意していたはずなのに白いワイシャツにカレーを飛ばしてしまった。襟元だからネクタイ・スーツでも隠れないし、そこそこ目立つ。午後は大きな商談でプレゼンを任せられているとしたら。。。幸い、近くにはコンビニだけでなくホームセンターや大きなGMSもあります。こで例えばなしについて問題です「この時あなたが本音で欲しいものは何ですか」

ワンタッチでシミが隠せる洗剤ですか、油性の白いマジックですか、いっそのこと新品のワイシャツを買いますか。さぁ、あなたが欲しいものは何ですか。

お客様が欲しいものではなく、あなたが欲しいものですからやりやすい問いかけですよね。この答えをあなたなりのたとえ話にしてみてはいかがですか、自分に当てはめているから話し方も流ちょうになり説得力も増すと思います。

で、あなたが欲しいものですが、こんな答えが多いのではないでしょうか。「染み抜きでも洗剤、白いマジック、なんだったら新品のワイシャツでもよい、プレゼンでシミが見えなくなるものだったら何でもよい」と。（シミが見えなくなるものだったら何でもよい）

これで良いと思います、こんな感じのたとえ話があなた流にあればやりやすいと思いますので何か自分流のものを見つけておいてください。

と話が終わりそうですが、「シミが見えなくなるものだったら何でもよい」が答えだったら、わざわざここで取り上げたりしません。あなたの本音ってもう少しほかにもないですか！

「やばい、決定的なアイデアがまだ浮かんでいない、シミなんかよりアイデア浮かべ俺の頭」とか「まだ資料まとめ切れていない、だから手っ取りばやくカレーうどん食べたのに、染み抜きより時間が欲し～～い」「こんな時にコピー機が壊れるなんて、戻ったらコピー屋さん直し終わっているかなぁ」だったり。

こんな本音もあるのではないですか。

というわけで頓智のようなざれ話をさせていただきました。役に立つかさっぱりわかりませんが参考になれば幸いです。

次回こそクーポンやチラシの面白い使い方をご案内いたします。