懇親会や交流会

新しいお客様を紹介いただく方法として、ここでは随分と銀行員さんを利用させていただいてきました。いつまでも銀行員さんに頼っているわけにもいきませんし、銀行員さんからのお問い合わせも増えてきましたので少しだけ方向を変えてお話しさせていただこうと思います。ご相談やお問い合わせをくださる方の多くは「言いたいことはわかるしごもっともだと思う、だけどもう少し手っ取り早い方法はないのか」という趣旨の(表現はもちろんもっと丁寧ですが)一文を付けてくださることが多いです。わかります、今期の数字、今月の数字,明日の数字が欲しいのにそんなにのんびりしていられないという気持ち。


手っ取り早いのはセミナーや発表会の後の懇親会や名刺交換会でしょうか。というとここにも「わかるんだけど苦手なんだよね~~」という声のなんと多いことか。セミナーや発表会の後の懇親会。その回の主催者や講師の先生、大企業の社長さんなど、名刺交換してみたい人にはテーマパークの人気アトラクション並みの列ができていて・・・・。かといって普通にその場に参加されていらしゃる見ず知らずの方とお話しするのは・・・・・、ですよね。自分もそれほど社交的ではないので懇親会や名刺交換会などで見ず知らずの方に声をかけるのは大の苦手です、とはいえそれをしなくては何しにここに来たのやら、となってしまいます。


そこでねらい目なのが「あなたと同じように一人で参加されていて、壁際に立って所在なさげにしている人」です。こういうひとって会社や上司から「参加して名刺交換10人以上して来いよ」なんて送り出されていることがあります。と、なると

①あなたに声をかけてもらえるのはうれしい

②声をかけてもらってほっとしている

③うれしくてあなたのことを良い人と認識してくれる

まで比較的順調に進みます、何しろ困り果てていた処に声をかけていただいたわけですからあなたは救世主です。というわけで、あなたとしても話ができてほっとするでしょうし、相手にも良い印象を残します。

するとまたここでこんな声が聞こえてきそうですね「そういう人って役職がない新人だったりするよね・・・・・」。はい確かにその可能性は高いです。その方があなたとの商売に直接結び付く可能性は低いでしょう。しかし!

でも、後日こちらから挨拶にでむけば、相手が若ければ若いほど上司に同席してもらう可能性は高まります。うまくいけば「うちの〇〇がずいぶんお世話になったそうで、今後ともぜひよろしく・・・・」なんてなる可能性があります。

もちろんうまい話です、こんなうまい話はそれほどありません。でも一つの手段だとして頭に入れておいてください。めったにない話ですが、自分は1社だけ、わずか1社だけですがこの繋がりから大きなお客様にたどりついたことがあります。名刺交換した新人営業マン君からその上司に繋がり、その上司の(かなり大手の)お客様をご紹介いただき商売に結び付いたことがあります。

というわけであながち嘘じゃない紹介についてのお話でした。すみません、次回はもう少しまじめで建設的なお話をさせていただきます。


共立アイコム課題解決部

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