絶対の公式です

ここで私が偉そうに解説する話ではなく、ごくごく当たり前で、皆さんご存じの話をあえてさせていただきます。（弊社の新入社員はもとより銀行員さんでさえ知らなかったりしたものですから・・・）

「売り上げ＝客数×客単価」

いろいろな言い方や表現方法はあると思いますが、売り上げは誰が何と言おうとも、客数×客単価で成り立ちます。ですから売り上げを増やそうと思ったら、お客様の数を増やすか客単価を上げるしかないのです。そのほかの方法では売り上げは上がりません。（ここでいう客数は成約客数のことです）逆にいうとこの公式以外で売り上げを上げる方法があったらぜひご教授ください、本気で教えていただきたいです。

今回ここでお話ししたいのは「売り上げ＝客数×客単価」であり「これ以外の公式はない」ということを”忘れないでほしい”ということです。これを忘れて売り上げアップのためのミーティングなどを行うと話がどんどんそれていきます。

客数を上げるためには見込み客を増やすことが重要で、とか、客単価はオプション契約を、とかいろいろ言う人がいますがこれはすべて客数や客単価を上げるためにテクニック、これは直接売り上げを上げることにはなりません。このような話をディスカッションし始めると決まって、見込み客を、成約率を、大手企業と、リピートは、など枝葉末節に入っていきます。もちろん大切な話ですがそれ以前にみんなで必ず「売り上げ＝客数×客単価」を認識してください、それが今回のお話です。

上司の皆さん、なぜ見込み客が大切なのか、なぜ付加価値を付けた営業が必要なのか、くどいようですが「売り上げ＝客数×客単価」を理解していない部下にハッパをかけると不満だけが鬱積しますよ。

それと、この方式は小売りや営業会社だけでなく銀行など金融機関、教育機関、インフラ会社から市町村や国など行政でも同じ公式が成り立ちます。預金者数×預金高、貸出先企業数×貸出残高、入学志願者数×受験料、入学者数×授業料、加入者数×電力単価、契約者数×保険料、住民数×住民税などなどなど。。。

今回もごくごくあたりまえの常識をさも偉そうに解説してしまい申し訳ございませんでした。まもなく新年度、新しい期になる前に振り返りも良いかな、と思いまして。