前回(Season4-12 きめのセリフなんて)、ご要望にお応えしてやっとの思いで絞り出した話をさせていただきましたが「もっと他にないのか」というリクエストが多くて。。。リクエストいただけるのはうれしいのですが、そんなにたくさんのきめのセリフがあれば苦労はしないわけです。そこできめのセリフではないですが商談などで感じていることをひとつ紹介させていただきます。
それは相槌です。
若い方に比較的多いとか、女性のほうが、ベテランほど、というわけではなく個人の性格だと思うのですが、相槌が少ない営業マンさんていらっしゃいますよね。お話されている方の好みもありますから一概には言えないと思いますが、少し(少しですよ)オーバーなくらいの相槌アクションはきめのセリフに負けずないパワーがあると思います。
ただ「はい」といううよりも、うなづきながら「はい」というだけでも相手の気分は上がってくると思います。この人は私の話をきちんと聞いてくれている=信頼できる・安心できるとなる可能性が高いと思われます。 さらに言うと、ただ「はい」「そうですね」と返事をするより「そおなんですね、よくわかります」「それはわかりやすい例えですね」のように多少大げさなくらいでもよいと思います。
また、話の合間には「すごいです」「さすがです」のほかに「よく気が付かれましたね」「え、ご自分でやられたんですか」などの言葉をさむと、よりあなたの話をちゃんと聞いていますという雰囲気になり、より効果的だと思います。
決めのセリフではないですが、今回は相槌についてお話させていただきました。ひとつ注意点ですが「私にはとてもとても・・」「やろうとすら思いませんよ」のような、どちらかというとマイナスな相槌は、相手を持ち上げるつもりだったとしても避けたほうが良いですよ。
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