第39回 年末年始のご挨拶

以前もこのコラムでお話させていただきましたが

お客様を訪問するのは

「理由があって」訪問すべきと考えています。

そんなことは当たり前だと言われそうですが、

ちょっと振り返ってみてください。


近くまで来たから、ついでがあったから、

忘れられそうだから、次に来にくくなるから、

という理由でお客様を訪問したことは無かったですか?


お客様を訪問して、お客様とお話しするということは

お客様の貴重な「時間」をあなたはいただいている、

ということですよね。


それなのに、

近くまで来たから、ついでがあったから、

などとという理由でお客様を訪問したら

それはお客様の貴重な時間を

無駄に食いつぶしに行っているだけですよね。


これって失礼以外の何物でもないですし

お客様にとってただ迷惑なだけですよね。

「ちょうど暇だった、良いところに来た」

なんて落語のような話ってそうはないです。


ましてや年末の忙しい時期に

近くまで来たから、ついでがあったから、

などとという理由でお客様を訪問したら・・・・


と、お話しすると、

いやいや、年末のご挨拶という

立派な目的があるんですよ!

と反論されそうですが、

それって本当にお客様にメリットがありますか。


年末だけでなく年始のご挨拶も同様。

今年もありがとうございました、

今年もよろしくお願いします。


挨拶に行くなとは言っていないです。

礼を尽くすのも営業ですし

貴重なコミュニケーションの機会です。


ただ、

何の情報も持たずに挨拶にはいかないでね。

という話です。


年末にせっかくお伺いするなら

来年は御社の〇〇を必ずアップさせられるよう頑張ります、

という決意でもよいですし、

年始にお伺いするなら

今年は毎月1回はお役に立つ情報を必ず持参します。

とお約束してくるでもよいです。


年末年始の重大ニュースだけではなく

あなたやあなたの会社にまつわる話題を持参して挨拶に伺う。

こんなことをちょっとだけ意識して

年末年始にライバルに差をつけたり、

お客様から

お、あいつ変わったなと思わせたりしてみませんか。


営業マンまずは行動とスピード!

やってみませんか。


共立アイコム課題解決部

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