第26回 嫌な人になりたくない

第24回 あなたは誰?

第25回 盛り上がらない原因

前回、前々回とお客様との商談の場が盛り上がらない

原因のひとつについてお話させていただきました。


そして前回、盛り上がらない原因の最後でお話をさせていただいた

「嫌な人になりたくない」という気持ちとは

どのようなもので、どのように対応することができるか、

そんなことをお話させていただきます。


営業マンのみなさんにとってのお客様、という設定ですと

話が難しくなってしまうので

あなたがお客様として何かを買いに行った時の話に例えます。


その買い物は接客をされやすいシーンを頭に浮かべてください。

コンビニやスーパーマーケット、ホームセンターではなく

アパレルショップ、家電量販店などを思い浮かべてください。


買う予定もなく、特に何かでもなくこうしたお店にふらっと入ってみた。

その時ほとんどのかたが、

店員さんから声をかけられたくないと思っていることと思います。

それななぜでしょう。


一人にしておいて欲しいから、うっとおしいから、話をするのが嫌いだから。

色々な理由があると思いますが、

その根底にあるのが、

声をかけられた後、いろいろ話をした後に

「今日は買いません」という意思表示をすることが嫌だからではないでしょうか。

買いませんと言ったら、

気を悪くするんじゃないか、店員さんがっかりするだろうな・・・などなど。


で、見ているだけですとか断ることによって

嫌な人に思われたくない・・・・という意識が生まれてきませんか。

これ、比較的多くの人に共感していただけると思うのですが、いかがでしょう。


この嫌な人になりたくないという気持ちが

アパレルショップや家電量販店で湧き上がってくるだけでなく、

ビジネスの場において

あなたとお客様との商談の場にも湧き上がってくるのです。


これが、今回第26回 嫌な人になりたくない の大まかな解説です。


アパレルショップや家電量販店で、見ているだけです。

あなたとの商談の場で、これはいりません。

同じことが起きていて、どちらの場合でも嫌な人にはなりたくない。

そんな気持ちから

購入しない可能性もあるので、私に営業をしないでください、

受け入れられない可能性があるので、私に提案をしないでください、

となり

商談の場が盛り上がらなくなることがあるのです。

これが嫌な人になりたくないことによる

第25回 盛り上がらない原因のひとつです。


回りくどい説明になりましたが、お判りいただけましたでしょうか。


では、嫌な人になりたくないお客様に対して、

そんなこと気にしなくても良いから私の話を聞いてください。

という風に持っていくにはどのようにすればよいのでしょうか。

今回も長くなりすぎてしまいましたので、この続きは次回とさせてください。







共立アイコム課題解決部

0コメント

  • 1000 / 1000