第18回 すれ違ってない?

お客様と話がしたい

お客様に提案がしたい

お客様にこれを売りたい

お客様のこの仕事が欲しい

それが新規のお客様であっても既存のお客様であっても。

営業マンさんだったら毎日こんなことを考えていますよね。



ところが、なかなかまともな話の場が持てない。

せっかく時間があって時間ができたのに、肝心な話ができなかった。


時間を取っていただいて席につくことができたのに、

まったく和やかな雰囲気にならず、、、、

相槌とかを打つこともなく、なんだか一方的に話をしてしまい

相手の反応がなかった、、、、

準備万端、きっちり説明する用意をして臨んだのに

説明が終わって・・・はいはい、という感じだった、、、、


こんなお話をよく聞きますし、よく相談も受けます。

話術や面談マナーなどはレッスンを行っていらっしゃる会社が

たくさんありますからそちらもご検討ください。


その前にひとつあなたにお伺いしたいのですが

あなたが時間を取っていただき、お話したい内容は

お客様にとっても時間を取って、話を聞きたい内容ですか?

ということです。


これがすれ違っていると

話をする時間を取っていただけないし

話をする機会をいただいたとしても、話は前に進みません、

よね。


そんなこと言っても、どうしてもこの話を聞いてもらいたい。

相手が気づいていないだけで

この話は出だしだけでも聞いていただければ必ず興味を持つはず。

ということもありますよね。


一番良いのは(時間はかかるかもしれませんが)、

あの人の話は聞く価値がある

と印象を植え付けてしまうことです。

(良い印象を植え付けるということは信頼を得るということですよね。)


このような印象を持っていただければ、なにも苦労しなくても

今度ちょっと時間ください、というアポ取りどころか、

今ちょっと時間ありますか、も通用するようになってきますよね。


今回の話は精神論的な話だと取る方もいらっしゃる方もいると思います。

確かもそうかもしれません。

でも、現実問題としてこの信頼ってとっても大事です。


そのためには

普段から有益な情報をお届けし続けること、

なのですがこれってなかなか難しい。

であるなら、少なくとも

話がすれ違わないようにしておくこと。

まずはここから始めませんか。

そしてすれ違わないようにするには相手のことを知ること。

相手の話に耳を傾けること。

だと思います。


やはり今回の話は精神論的なものに聞こえるかもしれません。

でも、今回の話はものすごく大事。

今までにもこのような話をたくさんしてきました。

読んでくださった方も大勢いらっしゃるようです。

しかし、実際に営業に出かけると

このような話をすべて忘れて

お客様に情報の押し売り、押しつけをしたり、

全く役に立ちそうにない話をしてお客様の時間を搾取したり。


そのやりかた、

手っ取り早く見えますがうまくいかないことのほうが多いです。

時間はかかるかもしれませんが信頼をいただく。

瀬田の唐橋です。






共立アイコム課題解決部

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