こちらから出向くの?

前回「御社がお客様ということ」というお話をさせていただきました。その続きをと思ったのですが、少し横道にそれます。前回最後に「こちらから出向くの?来てもらったら効率よいのに?」と一行書かせていただきましたが、この一行についてお話しさせていただきます。


営業の効率化、マーケティングオートメーション(MA)からオンライン商談といった言葉が飛び交っている中、昭和のにおいがするお話ですが令和の今でも生きているコツというかセオリーだと思いますので「こちらから出向く」についてお話しさせていただきます。

(オンライン商談が一般的になってきて、好む方もいらっしゃいますが今回は対面商談を前提にさせてください)


商談、こちらが商品やサービスの提供者の場合、お客様のところに出向いてお話しするのが一般的だと思います。では逆の場合、つまり御社がお客様の時、あなたは相手の会社に出向きますか?一般的にはあなたの会社に売り込みを狙っている会社の営業マンさんがあなたの会社にやってくるのが普通だと思います。でも今回は「そこをあえて、こちらから出向きましょう」と提案させていただきたいです。

当然、なぜ?となりますよね。

理由は簡単です、お帰りの手土産は、待っていた方が来てくださった方に渡すものだからです。

あなたがお客様に処に伺う時「情報をお持ちしてください」とこのコラムではしつこいほどお話しさせていただいています。本来であれば来ていただく取引先にあなたが出向く、もちろん情報というお土産を持って出向きます。となると帰り際、取引先さんはあなたにお土産を渡すことになるわけです。

これは売り込むときも売り込まれるときも同じ。出向いたほうが相手のお土産を手に入れやすいです。ちょっとこざかしいですが、来ていただいたほうがお土産を出すことが多いです。となると「御社がお客様ということ」を利用して未来のお客様を紹介していただく、未来のお客様の情報という手土産をいただく。ためにもぜひ出向いてください。


中途半端な説明だったかもしれませんがお判りいただけましたでしょうか。今回はちょっと横道にそれましたが「こちらから出向く」についてお話しさせていただきました。

前回の続きは次回お話しさせていただきます。


共立アイコム課題解決部

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