御社がお客様ということ

前回の「訪問先がない! 営業できない・・・」に多くのご意見をいただきありがとうございました。実はそおなんだよ、というご意見がほとんどで営業マンの皆さん、本当に苦労されているな、と再認識させられました。

会社方針や取扱商品によって必ず当てはまるものではないので、差し引いてここから先は読み進んでください。手っ取り早く訪問先を確保する方法です。

一番手取早いのは「相手の弱いところを突く」方法です。あなたがいろいろな会社に営業に伺っているように、あなたの会社にも多くの営業さんが訪問されていること思います。冷静に考えてみてください、あなたは売りに行くことばかり考えていますが、あなたの会社はたくさんいろいろなものを買っているはずなのです。であるならば、あなたの会社にすでに売り込み実績のある会社の営業マンさんに依頼してみてはいかがですか。こう言ってみてください「ご苦労様です。うちもいろいろお願いしてると思います、いつもすみません」「ところで今度御社にお伺いさせていただけないですか」ていう感じで。「最近訪問件数の管理が厳しくて」なんて付け加えると効果的です。

一般的にお客様からの依頼には弱いものですが、営業にいかせてくれ、なんて言わなくて良いです。こんな風に話せば大体の意図はわかってもらえるはずです。

で、こう持ち掛けるとほとんどの営業マンさんはこう答えます「うちはそういうのはちょっと・・・・」とか「うちは支店なのでそういうのはすべて本社で・・・・」こんな風にやんわり断ってくるはずです。で、ほとんどの皆さんがここで攻勢を終わらせてしまうのですが、ここはぐっと歯を食いしばって図々しい厚かましいやつになってください。言葉使いを荒くしたり、いきなり「取引やめるぞ」みたいな応酬をしないでくださいね。こんな時は「なら〇〇社さんにお願いしてみようかな~」(〇〇社はライバル会社さんです)と再攻勢かけてみてください。あくまでも脅迫めいたことはせずに紳士的にお願いしますね。ここで「訪問件数の管理」という振りが生きてきます。

こんな感じでとにかく訪問のアポを取り付けてください。前回も少し触れましたが、経理部門や総務部門など間接部門の管理職さんたち、皆さんには発破をかけますがなぜか自分たちが一番有利な立場にある取引先には営業のえの字もしませんから、あなたがやらなければ誰もやりません。くらいの気持ちであたってください。

で、訪問できたとしても直接の営業はできるだけ控えます、といった話は次回にさせていただきます。

え?訪問して営業しないってどういうこと?

こちらから出向くの?来てもらったら効率よいのに?

といったお話もさせていただきます。


ちなみに、

あなたの会社には、営業車のカーディーラーさん、コピー機屋さん、給食や弁当屋さん、清掃会社さん、運送会社さん、印刷会社さん、事務用品会社さん、保険会社さん、銀行など金融機関さん、不動産会社さん、ガソリンスタンドさん、ユニフォーム屋さんなどなど本当に多くの会社が出入りしていることと思います。あなたの会社の誰かが接触する前に、まずあなたから声をかけてください。社内でも先手必勝ですよ。



共立アイコム課題解決部

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